健康食品の選び方! 【解説】
テレビやネットなどの広告でよく見かける健康食品。
さまざまな種類が豊富に存在するので健康食品の選び方ってよくわからなくなりますよね。
健康食品の選び方には、テレビやネットの広告宣伝だけでなく、パッケージ表示をよく確認することが重要なんです。
しかし、健康食品のパッケージ表示は細かく書いていることもあり、面倒でわかりにくくありませんか?
そこで、パッケージ表示の確認方法を詳しく紹介していきます。
健康食品とサプリメントの違いや健康食品の選び方の注意点も要チェックです!
健康によいからと言って、健康食品にだけ頼ってしまっては栄養バランスも崩れてきますよ…。
正しい活用方法を知ってご自身に合った健康食品を選んでいきましょう。
健康食品の選び方は難しい!パッケージ表示の確認方法とは
健康食品には「特定保健用食品(トクホ)」「機能性表示食品」「栄養機能食品」の3種類があり、国で健康によい機能を表示できる食品(保健機能食品)として定めています。
「特定保健用食品」は国に申請して認可を受けたもので、「機能性表示食品」は国の認可を受ける必要はなく、国に必要な書類を届け出れば表示でき、「栄養機能食品」は国への届出は不要ですが、栄養成分量を上下限値の範囲内に定めて表示する必要があるんです。
「特定保健用食品」と「機能性表示食品」は、国が容器包装以外の広告などに最低限の事項を記載するよう勧めています。
健康食品の選び方が難しく、パッケージ表示を見るのが面倒だからとよく読まずに口にすると体質や体調によって効能が活かしきれなくなってしまいますよ…。
サプリメントとの違いって…健康食品は選び方に注意が必要!
健康食品とサプリメントって、どちらも健康に関するものだから同じなのでは…?と思われますが少し違うんです。その違いと注意点を紹介していきますね。
健康食品とサプリメントの違い
健康食品は、健康を維持する効果や増進効果などを期待して食べたり飲んだりする食品のことで、サプリメントは特定の成分が濃縮された錠剤・カプセル状・顆粒状などの製品を言います。
健康食品もサプリメントも、食生活の不足しがちな栄養素や成分を補ったり、余分な栄養の吸収を抑えたりして 健康に過ごすための食品となっています。
健康食品の選び方の注意点
体に良さそうなキャッチコピーについつい惹かれてしまう広告が多いですが、健康食品の選び方には注意が必要です。
健康食品はあくまでも食品であり、病気の治療効果などが確実に確かめられた医薬品ではありません。
薬剤師や栄養士、そして食品保健指導士など信頼できる専門家と相談して正しい情報を知りましょう。医師の治療を受けている人は、医薬品との相互作用がありますので医師または薬剤師に相談してくださいね。
健康食品の選び方には栄養バランスも大切!正しい2つの活用方法
健康食品を摂ってさえいれば、健康になれるわけではありません。
健康を維持して増進させるために健康食品を取り入れていきたいなら、正しい活用方法を知り、正しい健康食品の選び方を学んでいきましょう。
普段の生活に健康食品を取り入れる
食生活の基本は、主食・主菜・副菜などでさまざまな食品から必要な栄養素バランス良く摂ることが大切です。
しかし、仕事が忙しくてなかなか普段の食事でバランス良く栄養を摂ることは難しい人も多いと思います。
バランス良く栄養を摂ることが難しい場合には、普段の食事に健康食品を併用するのもひとつの手ですね。
表示してある注意事項をよく読み、調子がよいと感じられるなら続けてみましょう。
人によって合う合わないがありますので、不都合が生じた場合はすぐに中止してください。
健康食品に過度な期待をしない
前途でもあったように、健康食品は医薬品ではないので病気を予防したり治したりする効果はありません。
健康食品に対して過度な期待はせず、食品の一つであることをよく理解して利用するようにしてください。
また、健康食品をたくさん摂ったからと言って健康によい影響を与えるというわけではありませんので、記載されている目安量の範囲にしましょう。
まとめ
「特定保健用食品」と「機能性表示食品」の2つには、容器包装以外の広告などに最低限の事項を記載するように国が勧めていますので、健康食品の選び方が難しく、面倒だと感じてもパッケージ表示をよく読み効能を活かしていきましょう!
サプリメントとの異なる点は大きくありませんが、健康食品は病気の治療効果などが確実に確かめられた医薬品ではありませんので信頼できる専門家と相談して正しい健康食品の選び方をしていくことが重要です。
健康を維持して増進させるためには、食生活・適度の休養・適度な運動をバランスよく取ることも大切ですので、健康食品に過度な期待をしないでくださいね。