ケミカルピーリングの効果と注意点
ケミカルピーリングの作用を知り、留意点を知りましょう。
古くなった角質を剥がす機能に関しては、自宅用のケミカルピーリングよりエステのケミカルピーリングの方が優れています。
通常洗顔の場合、顔にあわ立てた石鹸をのせたら、すぐにしっかりとすすぐものです。
一方、ケミカルピーリングでは、皮膚に泡をつけて一定時間待ち、それから洗い流します。
ピーリング効果が表れると皮膚がチリチリしはじめるので、頃合いを見計らってたっぷりの水で十分に洗い流します。
ケミカルピーリング効果があるフルーツ酸がどの程度の割合が使われている石けんかは、メーカー毎に異なります。
個々の成分内容毎に、ケミカルピーリング作用は変わります。
多くのピーリング石けんはフルーツ酸が1パーセントから5パーセント含まれています。
初めて使う時は少ないものから取りかかるといいでしょう。
ケミカルピーリングは他の石鹸より、肌との相性によっても、効果がずいぶんと違ってきます。
成分も強いのでもし肌に異常が出るようであれば、フルーツ酸の配合されていない普通の洗顔料や石鹸に変えましょう。
ケミカルピーリングは肌の弱い部分には使わないようにします。
目や口元は刺激に弱く薄い部分でもあるため、ピーリングをすると肌を傷めてしまうことがあります。
お肌にケミカルピーリングをすると多めに水分や油脂を取ってしまうので、保湿ケアを最後にすることも大事です。