コラーゲンとヒアルロン酸の効果とは
コラーゲンとヒアルロン酸は、健康や美容に効果的な成分という事で人気があります。
保湿力があるというヒアルロン酸や、コラーゲンは、関節痛の解消にいいため、同時に使う人もいるようです。
使い方が似てはいますが、コラーゲンと、ヒアルロン酸とは、体に及ぼす影響が違います。
アミノ酸の一種であるコラーゲンは、細胞と細胞の間を埋める保湿成分です。
保湿力があり、お肌のみずみずしさを保ちます。
人体に存在するたんぱく質のうち、約1/3がコラーゲンです。
一方、ヒアルロン酸は糖類の一種で、体内の様々な部分に存在しています。
ヒアルロン酸は非常に保水力が高く、1gのヒアルロン酸で6リットルの水を保持しておくことができます。
ヒアルロン酸が不足すると肌の潤いがなくなり、乾燥に弱くなってしまいます。
お肌を拡大すると、網の目のようにコラーゲンが存在していて、網目と網目の間にヒアルロン酸があるといいます。
コラーゲンがヒアルロン酸を支えていることで、肌には十分な水分が保たれます。
皮膚のを形成しているものにコラーゲンとヒアルロン酸が関わっていることが、肌のしっとり感をつくっています。
関節の軟骨成分としても、コラーゲンとヒアルロン酸は存在しているといいます。
コラーゲンとヒアルロン酸が不足すると軟骨がだんだん減り、関節を動かすと痛い、関節痛などになります。関節痛にもコラーゲンとヒアルロン酸が勧められるのは、この為です。