栄養剤の栄養素
栄養剤と一口に言っても、商品の特徴は色々です。
栄養剤に含まれている成分といえば、ナイアシンやタウリン、ビタミンなどです。
ビタミン補給に栄養剤を使う人は多いですが、栄養剤のビタミンはビタミンCだけでなくビタミンB1、B2、B6など様々なものがあります。
ビタミンB1は、目や腰などの筋肉の疲れに効くといわれています。
口の中などの粘膜や皮膚の状態を健全に保つビタミンがビタミンB2で、栄養剤にはよく使われている成分です。
つわりの症状改善など妊娠時に効果があり、免疫力を高め皮膚の炎症に効果的なビタミンB6も栄養剤に使われています。
栄養剤のCMで耳にすることが多かったタウリンやナイアシンは、疲労回復効果がある栄養成分です。
飲酒の習慣が多い人や、肉体労働が多い人、暑さ負けで体力がない人には、タウリンやナイアシンの摂取は効果が期待できます。
ビタミン、ナイアシン、タウリン等の成分は、もちろん食べ物で摂取できることが理想です。
忙しい、食欲がない等、いろいろな理由で、食事から取れない場合には栄養剤などを飲むことで、手軽に効率よく摂取することが出来ます。
健康維持や疲労回復に必要な栄養素を、簡単に摂取できることが栄養剤の利点です。
疲労の度合いが激しい時ほどバランスの取れた食生活が重要ですが、疲労を押して料理を作った結果疲れ果ててしまっては意味がありません。
忙しくて時間が無い時には簡単でも栄養価の高い食事を心がけ、不足しがちな栄養成分は栄養剤で栄養補給するのもひとつの手ではないでしょうか。