オーガニック食品の選び方【解説】
最近よく耳にするオーガニック食品ですが、どのように選べばよいのか悩んでしまいますね。
健康に気を使いたいけど、オーガニック食品をどこで買って、どのような基準で選択するかも…。
調べれば調べるほど多くの情報が出てきて、迷ってしまいがちです。
そこで、今回は正しいオーガニック食品の選び方とその他ポイントを解説します。
無理なく、楽しく安心安全なオーガニック食品を生活に取り入れてみましょう。
- オーガニック食品の選び方を知る前に!必要な知識や基準を知っておこう!
- 安心安全なオーガニック食品の選び方はある?地球環境や自分の健康を守ろう
- オーガニック食品の選び方を学んだら!身体が変わる?メリット3選
- まとめ
オーガニック食品の選び方を知る前に!必要な知識や基準を知っておこう!
オーガニック食品は安全そうなイメージがありますが、実際はどうなのでしょうか?
正確には知らない人が多いはずです。
実はオーガニック食品と呼ばれる為に、狭き門をくぐり抜けないといけないことは知っていましたか?
オーガニック食品とは?
オーガニック食品とは、栽培や加工の段階で、農薬や化学肥料を使わずに生産した肉や野菜、加工品のことを言います。
農薬や化学肥料を使わないことで、環境にも配慮した製品になっています。
オーガニック食品を認定する機関は世界で300ほどあり、日本では農林水産省が認定をしているのですが、この認定がないと「有機農産物」や「オーガニック食品」の表示ができないよう法律で決まっているのです。
国産のオーガニック食品には国の厳しい基準がある
日本のオーガニック食品を作る基準はとても厳しいです!
一部基準をご紹介します。
- 土壌は3年以上禁止された農薬や化学肥料を使っていないところを利用しなければいけない
- 遺伝子組み換えを利用してはいけない
- 下水汚泥を利用してはいけない
上記以外にも種、害虫や害獣、雑草に関することが細かく規定されています。
安心安全なオーガニック食品の選び方はある?地球環境や自分の健康を守ろう
オーガニック食品の選び方はさまざまです。
生産国や生産方法、生産の管理をしている企業などの違いがあります。
何点かポイントに注意してオーガニック食品を選べるとよいですね。
オーガニック食品はやっぱり国産がイイの?
オーガニック食品は、国産はもちろん、外国産が市場に出回っています。
たとえばオーガニックの先進国アメリカの基準はどうなのでしょうか?
アメリカのオーガニック食品の基準は、日本のオーガニック食品の基準よりも厳しい規定があります。
たとえば「化学肥料や添加物」に関しては日本と比べると使える種類が限られています。
つまり、アメリカは日本より厳しいオーガニック食品の基準があるということがわかります。
日本のオーガニック食品の認証マークは「JAS」ですが、アメリカの認証マークは「USDA」です。
表示があるものを選べばより安心につながります。
オーガニック食品はどこで買うのが一番か
簡単にオーガニック食品を手に入れる方法としては、「通信販売」があります。
通信販売では野菜や果物だけではなく、ハムやソーセージなどの加工品も手に入れることができます。
加工品でも添加物は国の定めたものしか使えないので安心して食べることができます!
ここでも有機JAS認証マークがあるものを選ぶと安心です。
必ず国の認証マークの確認を!
日本の場合は「有機」や「オーガニック食品」を名乗るには、国の基準を満たさなければならないという法律があります。
この基準は世界共通ではなく、国により定められています。
なので各国の認証機関のマークがある方が安心して購入することができますよ!
日本の有機JASと同等の基準を示している国とその認証マークを一部紹介します!
- アメリカ「USDA」
- オーストラリア「ACO」
- カナダ「COR」
日本の厳しい基準以上にオーガニック食品の基準を定めている国がほとんどです。
なので外国産であっても安心して食べることができそうですね!
オーガニック食品の選び方を学んだら!身体が変わる?メリット3選
オーガニック食品は安心安全だけなのでしょうか?
下記にオーガニック食品を買うことによってもたらされる利益を紹介していきます。
添加物が入っていないことで変わる健康
食品添加物には1500種類以上の物があります。
食品添加物を入れる理由としては
- 保存性を向上させる
- おいしそうに見せる
- 味を良くする
- 加工しやすくする
といったことが挙げられます。
食品添加物は厚生労働省が「人の健康を損なうおそれのない場合に限って」使用を認めています。
日本の添加物の規制は厳しいため、ほとんどは影響がないと言ってよいでしょう。
とはいえ、添加物はなるべく減らした方がより安全ですし、オーガニック食品はその点添加物の規制が厳しく食品添加物が少ないので適しているのです。
野菜は土で決まる!おいしいオーガニック食品
オーガニック食品の選び方をきめるポイントとしては、「安全性」の他に「味」があります。
国が厳しく定めた規定の中には、土に関しての規定が沢山あります。
「野菜は土できまる!」とよく言いますが、丁寧に作られた土の野菜はとてもおいしいのです!
オーガニック食品を食べる人によれば、「オーガニック食品のものとそうでないものは食べればすぐわかる!」というほどです。
地球環境にやさしい食品を選ぼう
オーガニック食品を栽培する際、「禁止された化学肥料や農薬を3年以上使っていない土地」が必要です。
実際、農薬を使わないオーガニック農家は多数います。
農薬は生物を多数、殺しています。
例えば、カゲロウ・トンボ・ミツバチ・ザリガニ等が河川から消えています。
農作物を守るために使われる農薬ですが、意図しない生物も死んでしまっているのです。
一種の生物が絶滅すると、他の多くの生物に影響すると言われています。
オーガニック食品を食べることによって、地球環境に優しくなるのです!
まとめ
大切なお子さんや家族に安全で健康的な食事を食べてほしいですよね!
オーガニック食品は国産でも外国産でも、厳しい基準を通って私たちの元へ届けられ、家族に安全な食事を食べさせることができます!
オーガニック食品の選び方で重要なポイントは「国の認証マークがある」ことです。
認証マークがあれば厳しい基準を超えた、安全なオーガニック食品を手に入れることができます。
ぜひ正しいオーガニック食品の選び方を学び、よいオーガニックライフを楽しんでくださいね!