不足しがちなマグネシウムをサプリメントで摂取する時には
ある程度バランスのとれた食事ができていれば、マグネシウムが欠乏することはありません。
ですが、乳製品や肉類はマグネシウムは少ないですし、レトルト食品やインスタント食品を摂っている人はマグネシウムが足りなくなりがちです。
ファストフードやレトルト食品はリンが含まれており、ただでさえ少ないマグネシウムをより吸収しづらくします。
また、ストレスが多いとき、睡眠不足のときには、マグネシウムの消費量が多くなります。
現代人の食事内容ではマグネシウムが不足しがちである為、サプリメントを利用して摂取する人も少なくないようです。
サプリメントは必要な時に気軽に栄養を補給できる便利な商品ですが、扱う時には気をつけたいことがあります。
骨を頑丈にするためには、カルシウムに加えて一定量のマグネシウムが必要です。
マグネシウムを補給するためにサプリメントを使う時は、カルシウムも同時に補給することで、カルシウムの吸収率が高まります。
またマグネシウムの吸収率を下げないためには、食物繊維やリン、フィチン酸と一緒に飲まないように注意をします。
リンは加工食品や乳製品に、フィチン酸は未精製の穀物に多く含まれています。
食物繊維には便通を促す働きがあるので、普通の食事をしている分には摂取量を気にする必要はありません。
フェチン酸や、リンを同時に摂取するとマグネシウムの利点が失われますので、飲むなら時間をずらすなどの工夫が必要です。